2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

水草の花

写真はアサザの花です。江東区内小学校ビオトープ《水草の花蝶々に似たりけり/正岡子規》

片蔭

だいぶ夏らしい日差になってきましたね。 片蔭は「かたかげ」と読み、炎天下の際、建物や塀などに沿って道の片方の側に蔭ができることを片蔭と言います。「片かげり」とも言うそうです。日差が強いと蔭の側を歩いたり、時には蔭に入ってちょっと休んだりした…

夏の蝶

夏蝶・揚羽蝶・梅雨の蝶なども夏の季語として出ています。 ただの「蝶」ですと、春の季語になります。写真は幼虫から育てて羽化したナミアゲハと 庭園にいたアオスジアゲハです。《つまみたる夏蝶トランプの厚さ/高柳克弘》

甚平

最近では夏に家で着る普段着として愛用される甚平。 夏の季語になってます。《甚平で訪ふ気安さの将棋かな/酒井句浄》

ペチュニア

別名、衝羽根朝顔(つくばねあさがお) 日日草と同じように夏の花壇の代表的な花です。 色はピンク、白、赤、青、紫、最近は黒もあります。 サフィニアはサントリーが品種改良したペチュニア。《夕風やペチュニア駄々と咲きつづけ/八木林之助》《ペチュニア…

七夕

明日7月7日はご存知七夕です。 俳句の季語としての別名で「星祭」と言ったりします。 織姫と彦星が年に一度会うことを許されるという日です。 旧暦、陰暦の7月7日なので俳句の季節としては秋に分類されます。 ちょっと調子が狂いますが、とりあえず七夕の日…

紫陽花

別名 四ひら・七変化・手毬花《紫陽花や白よりいでし浅みどり/渡辺水巴》《あぢさゐの藍をつくして了りけり/安住敦》

冷房

夏の暑さを凌ぐ家電の中で、もうすっかり主役と化した冷房機。 一般的にはエアコンといいますよね。 季語としては、冷房、クーラー、冷房車などが取りげられていて、私の歳時記にエアコンは出てません。 東日本大震災以降、原発問題を含め、私達の生活の見直…

額紫陽花(がくあぢさゐ)

花盛りは過ぎてしまいましたが、梅雨の季節の代表ですよね。 日本原産の花で、別名は額の花(がくのはな)。《かなしみのはづれより咲く額の花/平井照敏》

梅雨曇

梅雨どきに雨はふらねど、じめっとした曇り空という日がたまにありますよね。今日などまさに梅雨曇(つゆぐもり)という感じではないでしょうか。 梅雨どきの重たい雲を句として詠みたい場合は「梅雨雲(つゆくも)」という季語もあるので区別して使いたいで…

日日草(にちにちそう)

路地のプランターなどでよく見かける花です。 色はピンク、白など。花屋さんでも一鉢100円程度で、よく咲き続けてくれます。《昨日けふ花おこたりて日日草/片山由美子》

夾竹桃(きょうちくとう)

ピンク、白、赤色などの花があります。 @八名川公園南側入口《夾竹桃花なき墓を洗ひをり/石田波郷》

朝顔市

『森下の朝顔市』大にぎわいです。町にも朝顔の鉢がたくさん並んでます。《すたすたと朝顔市を僧一人/星野明世》 (写真は恒例の森下、深川神明宮の朝顔市) 「朝顔市」は夏の季語、元は入谷の朝顔市を指すみたいですね。「朝顔」だけだと秋の季語とする歳時…