2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和の日

四月二十九日は昭和天皇の誕生日でした。昭和天皇御崩御のあと、平成元年に「みどりの日」となり、平成十九年から激動の昭和を顧みる「昭和の日」となりました。それと同時にみどりの日は五月四日になりました。《戦争に負けし昭和の日なりけり/長谷川櫂》

蜂は防衛本能が強く人を刺すこともあります。《蜂の尻ふはふはと針をさめけり/川端茅舎》

桜蘂降る

桜の花が散ったあとで「がく」に残った蘂(シベ)が散って落ちることを言います。ちなみに「桜蘂」だけでは季語にならないとのことだそうで、しっかり「桜蘂降る(サクラシベフル)」とフルに季語として使ってくださいw。《桜蘂降る一生が見えて来て/岡本眸》 ※この写…

夏蜜柑

前の年の秋に実をならしはじめ、収穫するのが春で春の季語になっているのでしょうかね。酸味が強い果物です。夏柑・甘夏《夏みかん酸つぱしいまさら純潔など/鈴木しづ子》

春の服

春らしい軽やかな服装のこと。春服・春装(シュンソウ)・春コート・春セーター《他所(ヨソ)行きの体通して春の服/中原道夫》

花見

ご存知お花見も立派な春の季語です。平安時代あたりからあったそうですが、当時はもっぱら貴族のたしなみ。庶民の行楽になったのは江戸元禄以降とのことです。一瞬咲いて散る桜の美しさは老若男女楽しめますよね。観桜・桜狩・花の宴・花筵(ハナムシロ)・花見酒・…

新社員

日本では4月1日からが新年度、多くの会社では新入社員が入ってきて新たなスタートを切ることになります。何で一目で新入社員とわかるのか、とにかくなんだかわかりますよね♪新入社員《新入社員たびたび鏡覗きけり/深川敏子》

楤の芽

楤(タラ)は山野に自生するウコギ科の落葉低木だそうです。鋭いとげがあるとのこと。春先に新芽を摘んで食用にするそうです。多羅の芽・たらめ・楤摘む《たらの芽のとげだらけでも喰はれけり/小林一茶》