2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

山法師

《旅は日を急がぬごとく山法師/森澄雄》ミズキ科の落葉高木で六〜七月に咲きます。白い花びらのように見えるのは苞(ホウ)という蕾を包んでいた部分でどくだみの白い部分と同じものだそうです。

枇杷

※この写真は内野佳代子さんからもらいました。《枇杷の実を空からとつてくれしひと/石田郷子》バラ科の常緑樹の枇杷。冬に花が咲いて翌年の六月ごろに黄橙色に熟する。少し酸味があり、また甘味も強いとのこと。「枇杷の実」も同義の季語です。 ★枇杷の花 ht…

キャベツ

《白鳥の翅もぐごとくキャベツ捥ぐ/能村登四郎》甘藍(かんらん)と言うそうですわ。ヨーロッパが原産で江戸時代に日本に輸入されたそうです。

走り梅雨

《ネックレス胸に重たき走り梅雨/津野利行》梅雨の「走り」のことですが、「走り」とは「いろんなものごとの始まり」というような意味です。なので梅雨の始まりのころを意味するんですが、梅雨に入ってしまうと「梅雨入り」ということなので、厳密にいうと梅…

10万アクセス突破御礼!

6月になりました。今月が終わると今年も半分が終わったことになりますね。いつの間にかではありますが、この『ふぉと彩時記』、おかげさまで10万アクセスを突破しておりました。2012年(平成24年)の6月にスタートしたので3年での突破ということになります。…