2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

春燈

《春の灯をともしゆゑなき愁ひかな/遠藤若狭男》「シュントウ」と読みます、春闘じゃないですよw。春の灯、春ともしなども同列の季語です。なんだかなまめかしい、またやるせないような、春の灯はロマンチックえす♪

二月

《波を追ふ波いそがしき二月かな/久保田万太郎》月のはじめに立春があるので暦の上では春に入りますが、一般的な感覚からすると一年で一番寒い月が二月なんじゃないでしょうか。地域てきなものもありますが、二月も後半にはってくるとだいぶ春らしい日もあっ…

早春

《早春の湖(ウミ)眩しくて人に逢ふ/横山房子》立春後二月いっぱいくらいをいいます。まだまだ寒い日が多いですがだんだんと春の気配がただよいととのってきます。

節分

※この写真は深川神明宮さんから頂いた写真を編集加工して使わせて頂きました。《節分や海の町には海の鬼/矢島渚男》立春の前の日で、だいたい毎年2月3日ころになりますが、まさに季節を分ける日ということで節分と言うようです。昔は「せちわけ」と言ったよ…

雪吊

《雪吊をされて身動きできぬ影/高崎武義》降雪の多い地方で、雪の重みで庭木の枝が折れるのを防ぐために、一本の支柱から縄などを張り渡して枝を吊り、重みに耐えられるようにするんだそうです。