2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夏の霧

※この写真は川越歌澄さんから頂きました。霧だけだと秋の季語ですが、夏にも霧が発生することがあります。多少涼しさも感じられたりします。 《夏霧の海より湧きて海に去り/鈴木真砂女》

跣足

「はだし」と読みます。漢字一文字で「跣」や、「裸足」でも「はだし」、「素足」と書いて「すあし」も同列の季語となります。靴を履かずに素足で砂浜などを歩く光景はいかにも夏ですよね。部屋の中でも素足で歩くと夏は気持ちいいですよね。《浜辺行く女も…

紗羅の花

※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。ツバキ科の落葉高木で別名は夏椿だそうです。6〜7月頃、直径5〜7センチの椿に似た白い花を咲かせ、1日経つと首のところからぽとりと落花してしまうそうですわ。「しゃら」とも「さら」とも読むようです。《地に落…

グラジオラス

※この写真は桧鼻幹雄さんから頂きました。アヤメ科の多年草だそうです。六月ごろ剣先の葉間から60〜90センチほどの茎を伸ばし、横向きに多数の花を開く。オランダ船がもたらしたので和蘭菖蒲と言われたそうです。《まあいいか少しうるさいグラジオラス/川崎…

氷河

※この写真はアンカレッジ在住の井伊辰也さんから頂きました。高山の万年雪が氷の塊となって低地へ流れ下ってくるものを言うそうです。写真を頂いた辰也さんの住む北米やヨーロッパなどでは、主に夏の間、登山や観光の目的地となるそうです。なかなか目の当た…

水着

※この写真は芸人かつバキバキアートデザイナー(絵描き)のネゴシックス(根来川悟)さんから頂いた、ご本人の水着姿です。どっかのおばちゃんではありませんw♪海やプールで着る水着。毎年の流行があったりしてカラフルに海辺を彩ります。ワンピースやビキ…

四十雀

※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。シジュウカラ科の小鳥。スズメほどの大きさで頭部が黒く胸部は白く、ネクタイのような黒い模様が入っているのが特徴的だそうです。《少年の影刻明に四十雀/飯田龍太》

睡蓮

スイレン科の多年生水草。7月頃に直径数センチの蓮に似た花を咲かせます。白や黄色、桃色などの花が咲くそうです。在来種の「未草(ひつじぐさ)」は沼地に自生して6〜9月頃に白い清楚な花を咲かせるそうです。花は未の刻(午後二時)に開くと言われこの名が…

目高

※この写真は菅真美さんから頂きました。メダカ科の淡水魚。体長4センチくらい、目が大きく張り出している。水槽などで比較的手軽に飼われるが、いまでは絶滅危惧種にも指定されているようです。《水槽に寄れば寄り来る目高の目/内田定子》

青山椒

※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。ミカン科の落葉低木樹。秋に熟するけど、夏のまだ青く小粒のものを青山椒というそうで、辛味を楽しみ、また佃煮などにもするそうです。ちなみに初めてみましたw。《櫛に水つけて髪梳く青山椒/鈴木節子》

泰山木の花

※この写真はKikoEtsuko Matsuiさんから頂きました。モクレン科の常緑樹で六月ごろ直径15センチほどの白い大きな花を空に向かって咲かせるとのこと。葉は長さ12〜25センチほどの楕円形で艶があるんだそうです。北米が原産で明治初期に渡来したとのこと。《水…

夏の山

※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。高い山も雪が解け、青葉が茂り生命力にあふれたみずみずしい感じの夏の山。登山が好きな方が夏山を目指して登るシーズンでもあります。《裏口を出てふるさとの夏の山/深見けん二》

新茶

※この写真は菅真美さんから頂きました。その年の新芽で製したお茶のことで、走り茶とも言います。新茶が出回ると前年のお茶は「古茶」となります。《便りより先きに厚意の新茶着く/貞弘衛》

京鹿子

※この写真は丸山智慧子さんから頂きました。バラ科シモツケソウ属、国産の多年草だそうです。6、7月頃、茎の頂上部分にピンク色の粒状の花を咲かせます。京都で染めた鹿の子絞りに見立ててつけられた名前だそうで、とても優美な感じですよね。ちなみに私はこ…