2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

氷柱

読めますか?「つらら」です。写真をみればおのずと読み方もわかると思いますが、水の滴りが棒状に凍って成長したものを氷柱といいますね。東京に住んでいるとなかなか見る機会がありません。古い言い方では「垂氷(タルヒ)」ともいうそうです。《大空に根を張る…

寒流系の魚で真鱈、助宗鱈などの鱈がいるそうです。冬に産卵のため浅い沿岸に寄ってくるところを人間が捕獲する。卵は鱈子に精巣は白子として食します。鱈場・子持鱈・雪魚(タラ)《船去って鱈場の雨の粗く降る/寺山修司》

大寒

二十四節季の一つでダイカンと読みます。今年は今日1月20日が大寒です。一年のうちもっとも気温が低い時期と言われていますが実際ここ数日とても寒いですよね。風邪ひかないように気をつけましょう。《大寒の埃の如く人死ぬる/高浜虚子》

アジ科の魚。ワカシ→イナダ→ワカサ→ブリというように名前が変化していく、いわゆる出世魚と呼ばれる魚です。寒鰤・鰤網・鰤釣る・鰤場《寒鰤を買へばたちまち星揃ふ/山本洋子》

寒さ

冬は寒い! 当たり前ですよね。季語ですw。寒し・寒気・寒冷《街の灯のかたまり動く寒さかな/岸田稚魚》

十日戎

商売繁盛の神や福の神とされ信仰を集める戎(エビス)さん、関西の方では「えべっさん」というようです。年が明けて最初の祭、九日を「宵戎」、十日を「本戎」、十一日を「残り戎」というそうです。大阪の今宮戎神社、京都の恵美須神社、福岡の十日恵比須神社な…

達磨市

毎年新年1月の6〜8日あたりに群馬県高崎市にある達磨寺の境内で、達磨市という市が立つそうです。達磨は目を書かない状態で売られ、願いがかなうと墨で目を入れたりしますよね。高崎に限らず全国各地で年末年始に達磨が売られる市が立ちます。福達磨《噴煙に…

日記買ふ

新年の季語「初日記」に対し、年末の冬の季語に「日記買ふ」という季語があります。この手の季語はセットで覚えてしまうといいかもしれませんね。新年を迎えるにあたって新しい日記を用意する「年用意」の一つで、年末の季語としては一年間愛用してきたふ古…

初日記

年が改まって物事を始めるにはいいタイミングですが、日記をつけ始める方もいらっしゃるかと思います。例年つけている方も新しい日記帳を買って、新年からまた新たにつけ始めることと思います。日記始・新日記《新日記三百六十五日の白/堀内薫》

四日

新年の元日は当然の季語として、二日、三日、四日と七日まで全部が新年の季語になっていて、それぞれの日に独特の感覚があるでしょうよってことなんでしょうね。今日は1月4日で今年は土曜日にあたってますが、官庁では本来御用始の日にあたったりしています…

年玉

子供たちにとってとてもありがたく、大人たちにとってはとても手痛い出費のお年玉。昔は新年の贈り物をやり取りしていたとか。後にそれが餅を贈ることになり、そして今では子供たちにもっぱらお金を包んであげる主流になっています。《年玉の化けてつまらぬ…

去年今年

大晦日が終わり元日の午前0時を過ぎた瞬間に今年になり、いままでの今年があっという間に去年になる。その感慨を表す俳句独特の新年の季語。読み方は「コゾコトシ」と読みます。《十指みなにぎれば拳去年今年/神蔵器》