2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ピカ〜 ゴロゴロゴロ〜。ご存知雷は夏の季語。取り上げたいと思い、鳴り出したら事務所の窓から撮影を試みましたがなかなか撮れないもんですね。やっとツイッター仲間のoboroさんの写真をいただくことが出来アップさせてもらうことができました。光りが稲妻…

昼寝

スペインのシエスタなど四季を通じて昼寝、長い昼休みを取る国もあり、午後からの能率アップにつながるなどと言われますよね。日本では高温多湿の夏の一つの知恵として昼寝をする文化があるようです。日も長く早起きすることが多い季節でもあり、食事のあと…

麦の秋

麦が黄金色に熟す五月下旬ころを表す時候の季語です。秋と付く夏の季語ですから初心者、素人さんにはちょっと難しいのかもしれませんね。麦秋と書いて「バクシウ」とも「ムギアキ」とも読むケースがあるらしく、読み手の力が必要な季語かもしれません。麦秋《麦秋…

団扇は中国のもの対し平安時代に日本で作られたのが扇子だそうです。持ち運びに便利、言われてみれば柔軟な日本人の発想という気もします。扇子・白扇・絵扇・古扇《目礼のあとの黙殺白扇子/鷹羽狩行》 ※写真は設計士仲間のボブ鈴木、笑顔に黙殺されそうです…

天道虫

ご存知チェリッシュの歌でもおなじみのてんとう虫は漢字で書くと「天道虫」と書きます。みなどれも小さく掌にちょこんの乗るようなサイズ。斑点は様々で空も飛び、益虫も害虫もいるとのこと。《まづとまりゆつくり天道虫となる/廣瀬ひろし》 ※この写真はYosh…

青蔦

塀や建物の壁などに巻きひげお先端の吸盤で張り付きながら上へ上へと伸びていきます。甲子園球場など青々とした様はまさに夏の風物詩になり得る青い蔦。蔦茂る《青蔦やもの問はむには窓高く/松尾静子》

梅雨晴

梅雨の合間の数時間あるいは数日のぞかす晴れ間。梅雨の一休みでたまっていた洗濯物などを干したりしますよね。「五月晴」も同じ意味で五月の晴れ間という意味ではなく、梅雨の晴れ間をいうそうです。五月晴・梅雨晴間《飛騨の子の花いちもんめ梅雨晴間/松崎…

梅酒

焼酎に氷砂糖とともに青梅を漬けて作るお酒。ガラスの瓶に密封して保存します。《わが死後へわが飲む梅酒遺したし/石田波郷》 ※この写真は土田さんからいただきました。

夏衣

夏場に着る和服のことを「夏衣(ナツゴロモ)」いうそうです。洋服だと「夏服」。夏着・夏物・夏衣(ナツギヌ)・帷子(カタビラ)《いつまでを青年といふ夏衣/高橋悦男》

浴衣

昔は浴衣着て外に出るってもんではなかったみたいですね。和的ネグリジェ的なものだったのでしょうか。指宿の砂風呂みたいに、風呂上りに素肌に羽織っていたみたい。いまでは夏の和の略装としていろいろなデザインの浴衣を楽しむ人も多くなりました。 お相撲…

青梅雨

梅雨を具体的に表す季語がいくつかありますが、「青梅雨」とう季語はどういう意味なんでしょうかねえ。新緑に降り注ぐ梅雨の雨ということになりましょうか、梅雨というじめじめした季節の中にあっては比較的色彩が飛び込んでくる、いい感じの季語のような気…

時の記念日

毎年六月十日は時の記念日えす。子供のころはなんとなく知っていましたが大人になって記憶から遠ざかっていた気がしますがこれも立派な夏の季語とのこと。元をたどれば天智天皇の十年(671年)4月25日に大津宮に「漏刻(ロウコク)」という水時計が設けられたとのこ…

アマリリス

ヒガンバナ科の球根植物。確か歌でありましたよねえ?百合に似た大きな花で、赤や橙、白い美しい花を咲かせます。 《駅名も城址路傍のアマリリス/篠田悌二郎》 ※この写真はFBのお友達のKeiko Nakaiさんからいただきました。

イネ科の植物、五月ごろに全体が黄色く熟したら刈り取るとのこと。麦は黒穂病菌の寄生により、黒穂病という病気にかかることがる。菌は土壌や種子から入り花穂に上がって黒穂という黒色の胞子堆を作るそうで、これは収穫できないとのこと。大麦・小麦・麦の…

団扇

団扇は「うちわ」と読みます、よめますよねえ?w 元は中国から伝わったようですね。扇子が携帯用だとすればこちら団扇は自宅用。くつろぎの時間を好きな絵が描かれた「絵団扇」などで楽しまれてはいかがでしょうか。絵団扇・渋団扇・古団扇・白団扇・団扇掛…

万緑

緑が深まって生命力に満ち溢れている木々を表す季語で、草田男が使ってから季語として一般化したとのことです。《万緑の中や吾子の歯生え初むる/中村草田男》