冬の蜂


※この写真は佐々木司門さんから頂きました。

だまって「蜂」と言えば春の季語、花の咲くころに蜜を求め運ぶ姿をよくみかけますよね。その春に活動がよく見かけられる蜂、冬にみかける姿はどうなのでしょうか?やはり春との比較する姿が下敷きにないと詠んでも味がないのかなというところですよね。冬眠間近で動きも鈍く、哀れな感じすらする。この写真司門さん(人間w)の指にとどまっている姿などはまさにアクティブな季節の蜂ではない様子がうかがえるものではないでしょうか。

《冬蜂の死にどころなく歩きけり/村上鬼城