2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

桜の実

桜の花を愛する日本人もなかなか桜の実は見たことがあるひとは少ないのではないでしょうか。私も先月初めてみましたw。梅雨のころに赤黒くなるそうです。《桜の実わが八十の手を染めし/細見綾子》

ダービー

JRA日本中央競馬会で、概ね5月の最終日曜日に行われる日本ダービー。正式な名称は「東京優駿」、芝コースの2400mのレースだが、何と言ってもこのレースの最大の特徴は同世代間のチャンピオン決定戦で、3歳馬限定のどことなく夏の甲子園大会のような一生に一…

釣堀

※この写真は加藤裕美さんからいただきました。料金をとって魚を釣らせて遊ばせるところだが、なかなかそう簡単には釣れないらしいですw。一年中やっているが、特に人手の多くなる夏の季語となったようです。《釣堀の四隅の水の疲れたる/波多野爽波》

苜蓿の花

※この写真は中塚恵美さんから頂きました。続けて春の季語となりますが、これはみなさん読めますでしょうか?そして何のことだかわかりますでしょうか?そうです、写真を見てもらうとわかると思うんですが、クローバーと言った方がなじみがありますかね。漢字…

※この写真は玉手のり子さんから頂いた、「ニホンアカガエル」だそうです。春の季語ではありますが、いい写真を頂いたのでアップさせて頂きます。私生き物があまり得意ではありませんが、中でも苦手な両生類、カエルちゃんは触れないなあ多分w。「かわづ」と…

蚕豆

※この写真は中塚恵美さんからいただきました。空に向かって直立するので蚕豆(空豆)というそうです。まだ青いうちに収穫し、中の実をゆでて食べるのが一般的ですね。《皿二つそらまめとそらまめの皮/行方克巳》

兜虫

※この写真は西郷敬さんからいただきました。ご存知兜虫は夏の季語です。《ひつぱれる糸まつすぐや甲虫/高野素十》

初鰹

黒潮に乗って北上する鰹。青葉の5、6月ころ捕れるはしりの鰹を初鰹と言うそうです。江戸時代江戸っ子には珍重されたとのことです。《目には青葉山郭公(ほととぎす)初鰹/素堂》

豆飯

※この写真は大年くりやさんから頂きました。蚕豆やえんどう豆、あとグリンピースのもあると思いますが、お豆を炊き込んで塩味をちょいとつけたご飯。豆の緑色と白飯のコントラストが鮮やかです。《日曜はすぐ昼となる豆の飯/角光雄》

夜店

※この写真はMari Hataさんからいただきました、新潟県三条八幡まつりの様子だそうです。社寺の境内の縁日などに欠かせない露店のこと。《父の背が記憶のはじめ夜店の灯/黒崎かずこ》

草刈

※この写真は下記の句の作者でもある、市堀玉宗さんからいただきました。家畜の飼料や農作物の肥料などに使われる雑草を刈り取る作業のこと。《怒る気になれず草刈り始めけり/市堀玉宗》

初夏

夏の初めのころ、立夏から五月中あたりまで。新緑が美しく、梅雨入り前のすがすがしい季節となります。《初夏に開く郵便切手ほどの窓/有馬朗人》

水馬

※この写真は川越歌澄さんからいただきました。あめんぼです。あめんぼうでもOKです。小川や池に浮かぶ六本足の昆虫。なんでも飴に似た匂いがするので「飴棒」を語源とする説などがあるようです。《あめんぼと雨とあめんぼと雨と/藤田湘子》

丁字草

※この写真は丸山智慧子さんからいただきました。この植物は多分見たことがないというか、目に止まったことがないと思います。名前も初めて聞いたかどうかというところ。「ちょうじそう」と読むようです。キョウチクトウ科の植物で5月ごろに青紫色を茎のいた…

茨の花

バラ科の落葉低木、五月頃から芳香のある白い花が咲くとありますが、全然におわなかったなあw。花茨・花うばら・野茨の花 《海へ出る砂ふかき道花いばら/大井雅人》

修司忌

5月4日は寺山修司さんの忌日。青森県生まれ、1983年に47歳で逝去されている。私、俳句を始めるまで文学などに全くといっていいほど興味がなかったので、なんの人だかほとんどわからず、でもなんとなく競馬関係のメディアで見たことがあるという程度のひとで…