地理

薄氷

春になっても気温があがらず、氷が張ることがあります。よほどの北国でなければスケートができるほど厚い氷は張らず、薄い氷です。薄い氷と書いて、ウスライ、ウスラヒ、ウスゴオリと読みます。春氷とも言います。《父病めば空に薄氷あるごとし/大木あまり》…

冬の水

透徹し静まり返っている冬の湖や池。 写真は、文京区駒込、六義園です。ライトアップは9日までです。《冬の水一枝の影も欺かず/中村草田男》 《浮かびくる如く石あり冬の水/山西雅子》

滝は夏の季語になっています。ただ季語になったのは近代になってからとのこと。滝壺で水しぶきをかかったり、また見るだけでも涼しさを覚えることから、夏の季語として定着したのでしょう。《滝の上に水現れて落ちにけり/後藤夜半》 (写真は和歌山県の那智…