落とし文

オトシブミ科の昆虫が、葉に卵を産みつけて巻いたもの。公然とは言えないことや秘かに想う恋心を伝えるために伝えたい人の近くに落として拾わせた置き手紙「落とし文」に似ていることから名付けられた。@芭蕉記念館

《音たてて落ちてみどりや落とし文/原石鼎》

《落とし文拾いて渡る思川/松尾ふみを》