花火

線香花火・遠花火・昼花火

天文12年(1543年)の鉄砲伝来に始まり、鉄砲を解体して製法を研究した火薬が江戸時代に入り花火に使われるようになります。
古くは盂蘭盆の行事として『送り火』同様、秋の季語とされてきましたが、次第に夏の納涼の意味が強まり、夏の風物詩となりました。

《ねむりても旅の花火の胸にひらく/大野林火

《さふいへば鼠花火のやうなやつ/鷹羽狩行》