名月

名月・望月・満月・今日の月・十五夜芋名月

旧暦8月15日の月。一年中でこの月が最も澄んでいて美しいとされる。穂すすきを挿し、月見団子や新芋などその年の初物を供えて月をまつるのは、収穫を祈る農耕儀礼の遺風である。

《名月をとってくれろと泣く子かな/小林一茶

《名月や故郷遠き影法師/夏目漱石