白露・朝露・露の玉・露時雨
水蒸気が地表近くの冷たいものの表面に凝結して水滴となったもの。秋に著しいので、単に露といえば秋の季語になります。日差しとともに消えることから、古来、『露の世』『露の命』などといってはかないもののたとえに用いられることが多い。

《金剛の露ひとつぶや石のうえ/川端茅舎》

《白露や死んでゆく日も帯締めて/三橋鷹女》